食べればなくなってしまう儚さも魅力。その美しさに感動する「紫をん」の和菓子
自然物や四季などから受け取った印象をそのまま表現した和菓子を制作している「紫をん」は、国内外で和菓子作家として活躍している坂本 紫穗(さかもと しほ)さんが手掛けているブランド。数ある美しい和菓子たちの中から、今回は夏らしい涼やかな作品をご紹介します。
- 2018.7.21
- グルメ・食
あらゆるものから感じた印象を和菓子にのせています
花々や草木の色や匂い、雨風の音や香り、訪れる四季それぞれに感じる想いなど、あらゆるものに対して感じたままの印象をのせた、アーティスティックな和菓子を提案している「紫をん」。手掛けているのは、国内外で和菓子作家として活躍している坂本 紫穗(さかもと しほ)さん。作品は全てオーダーメイドで、イベントやワークショップなどでも味わうことができます。
その美しさは見る側に感動を与えるほど
坂本さんの手から生み出される和菓子は、どれも手が込んだものばかり。公式サイトには約170点にものぼる作品が掲載されています。一つひとつの和菓子が本当に美しく繊細で、できることなら全ての作品をご紹介したくなるほど。
その中でも今回ご紹介するのは、夏におすすめの涼やかな和菓子たち。左の和菓子の名前は「ひとしずく」で、まるで餡が水に包まれているようなデザインになっています。右の和菓子の名前は「波」。眺めているとどこからか波音が聴こえてくるようで、まさにこの季節にぴったり。どちらも、和菓子とは思えないほどの透明感と爽やかさに加え、丁寧に作り込まれた世界観が魅力です。
その中でも今回ご紹介するのは、夏におすすめの涼やかな和菓子たち。左の和菓子の名前は「ひとしずく」で、まるで餡が水に包まれているようなデザインになっています。右の和菓子の名前は「波」。眺めているとどこからか波音が聴こえてくるようで、まさにこの季節にぴったり。どちらも、和菓子とは思えないほどの透明感と爽やかさに加え、丁寧に作り込まれた世界観が魅力です。
視覚でも楽しめる繊細な作品はまさに芸術品
こちらはカラフルで可愛らしい「かき氷」。どのカラーも爽やかな色合いをしていて、夏祭りの賑わいにわくわくする気持ちや、暑い日に冷たい氷の感触を心待ちにする気持ちを思い起こさせてくれるような作品です。かき氷のほかにも、カラフルな餡を包んだ「水風船」など、夏の風物詩を表現した作品がたくさんあります。目にも涼しげな紫をんの和菓子は、もはや芸術品。視覚で楽しんだあとは、味もじっくりと楽しんでください。
一般向けの和菓子教室も開催されています
和菓子の制作のほか、都内を中心とした一般向けの和菓子教室も開催している紫をん。ゆっくりと、丁寧に、心を込めて季節の和菓子を作ることができます。現在開催が決定しているレッスンのうち、9月17日(月)は受付がスタートしたばかり。レッスンのご案内は紫をんのFacebookページにて随時更新されているので、気になる方はぜひお早めにチェックしてみてください。開催場所は、東京都新宿区にある茶室「春風庵」だそうです。
食べればなくなる儚さも紫をんの和菓子の魅力のひとつ
印象を和菓子にすること。
それはもしかすると、私なりの愛情と感謝の表現方法なのかもしれません。
もちろん、もう少し日持ちがしたり、時にはずっと残ってくれたらいいのになぁと思うこともあるけれど。
この和菓子の儚さもなかなかよいものね、とも思います。
それはもしかすると、私なりの愛情と感謝の表現方法なのかもしれません。
もちろん、もう少し日持ちがしたり、時にはずっと残ってくれたらいいのになぁと思うこともあるけれど。
この和菓子の儚さもなかなかよいものね、とも思います。
周りのものから受け取った印象を表現し、その美しい世界に惹き込む紫をんの和菓子。今回ご紹介したものはほんの一部で、他にも感銘を受ける作品が盛りだくさん。食べればなくなってしまう和菓子だからこその儚い美しさを、ぜひ感じてください。
photo / 紫をん
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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