破棄される漆器をリメイクしたアクセサリー
2009年にスタートした「aisomo cosomo(アイソモ コソモ)」は、江戸中期の1793年より8代にわたって漆塗りを継承してきた「漆琳堂(しつりんどう)」から生まれた新しいブランド。日本を代表する素材である漆をより多くの人に知ってもらおうと、現代の食卓にも溶け込むようなポップな色合いやデザインを取り入れた食器を製作しています。
一つひとつ丁寧に作られる漆塗りアイテムの中には、塗膜の表面に小さなホコリがついてできる「フシ」などによって販売できないものも出てくるそうです。そこで展開が始まったのが、アクセサリーブランド「kacera by aisomo cosomo(カケラ バイ アイソモ コソモ)」。本来ならば破棄されてしまうものに新しい命を吹き込み、見事にわたしたちの装いを彩ってくれるアイテムへと生まれ変わらせています。
一つひとつ丁寧に作られる漆塗りアイテムの中には、塗膜の表面に小さなホコリがついてできる「フシ」などによって販売できないものも出てくるそうです。そこで展開が始まったのが、アクセサリーブランド「kacera by aisomo cosomo(カケラ バイ アイソモ コソモ)」。本来ならば破棄されてしまうものに新しい命を吹き込み、見事にわたしたちの装いを彩ってくれるアイテムへと生まれ変わらせています。
洋装にも和装にも合わせやすいピアスやイヤリングを製作
kaceraが主に製作しているのは、耳元を飾るピアスやイヤリング。100%天然の漆を使用して作られたお椀などを小さなパーツへと分解して作るため、つるりとした漆肌の質感と和の雰囲気がそのまま残ります。普段着はもちろん、これからの季節は浴衣などにも合わせやすそう。もとのアイテムがカラフルということもあり、ワンポイントとなるような色合いで洋装にも和装にも華を添えてくれます。かと言ってビビッド過ぎず、顔周りを自然と明るく見せてくれるので、大人の女性の装いにぴったり。
同じものはふたつとない漆器のカケラたち
パーツとして使われる漆器のカケラは同じ形がふたつとしてなく、大きさもまちまちなので、手に取るアクセサリーはどれも唯一無二のデザイン。販売は福井県鯖江市にある漆琳堂直営店で行われています。東京の百貨店やイベントスペースなどでもアクセサリー作りのワークショップを行うことがあるそう。その際は自分でパーツを選んで作ることもできます。
唯一無二のアクセサリーには日本の伝統技術の魅力がいっぱい
職人さんが手作業で塗り上げる、漆器から生まれたkaceraのアクセサリーはプレゼントとしても喜ばれそう。世界でひとつしかないピアスを、世界にひとりだけの大切な人へ贈ってみてはいかがですか?耳からぶら下がるタイプやスタッズタイプなどデザインのレパートリーもさまざまなので、あなた自身や贈りたい人に合ったものがきっと見つかるはずです。
長い道を歩んできた歴史ある漆塗り技術の、そのなめらかな肌触りや品のある風合いといった魅力は、漆器から形を変えたアクセサリーの上でも変わらずに輝き続け、わたしたちの生活に華やかな彩りをもたらしてくれることでしょう。
長い道を歩んできた歴史ある漆塗り技術の、そのなめらかな肌触りや品のある風合いといった魅力は、漆器から形を変えたアクセサリーの上でも変わらずに輝き続け、わたしたちの生活に華やかな彩りをもたらしてくれることでしょう。
photo / 漆琳堂
漆琳堂(しつりんどう)
漆琳堂直営店
福井県鯖江市西袋町701
TEL:(0778)65-0630
直営店営業時間:10:00~17:00(日・祝日定休)
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