編むという表現の奥深さを知る。「CIANSUMI」のアートなニットワーク。
中村須彌子さんによるニットブランドの「CIANSUMI(チャンスミ)。編むことにより表現される様々な作品は手芸の域を超えたアートのよう。ハンドメイドで表現される新しいニットワークをご覧ください。
- 2016.6.2
- ファッション
ニットブランド「CIANSUMI」
中村須彌子さんによるニットブランドの「CIANSUMI(チャンスミ)」。大学在学中よりスタートしたニットレーベルで、現在は展示会での発表を中心に、CM・広告・雑誌への作品制作、ワークショップなどで活躍されています。布を裂いたもので編んでいく裂き編みや毛糸のニットワークなど、様々な素材を使って作成されています。繊細なものからポップなものまで、見る人を飽きさせない素敵な作品ばかりです。
定番のニットアクセサリー
「CIANSUMI」が昔から定番で作り続けているニットでできたアクセサリー。網目を違えるだけで異なる表情に仕上がり、楕円やフリルのような編み模様が繊細です。
身に着けるとニットの素朴な表情が肌になじみつつ、ちょっとモードな雰囲気が漂っておしゃれ。文字をひとつひとつ編み上げたネックレスもインパクトがあって楽しいですね。
身に着けるとニットの素朴な表情が肌になじみつつ、ちょっとモードな雰囲気が漂っておしゃれ。文字をひとつひとつ編み上げたネックレスもインパクトがあって楽しいですね。
“編む”ことで表現される様々なデザイン
こちらはウィンドウディスプレイで展示された作品。ジュース瓶をぐるりと編んで作られています。ニットと聞くと手芸感が強いですが、「CIANSUMI」の作品はもはやアートです。Tシャツ生地を裂いた布で編まれていて、なんだか涼しげでかわいらしい印象です。
シンプルなビーチサンダルも「CIANSUMI」にかかればモダンな印象に。極細の糸で刺繍のように編みこまれた柄が繊細。ふさふさのフリンジがアクセントになっています。誰ともかぶらないオリジナリティあふれるビーチサンダルは、おしゃれなサンダルとしてコーディネートしてみたいけれど、作品としても大切にとっておきたくなります。
ふたを開けたらニット?!・・・という、斬新な作品は、実はリングケース。ピンクッションをイメージしていて、中央に刺さったマチ針にリングを通して保管するというおちゃめなデザインです。
人気のワークショップは情報をいち早くチェック!
私が「CIANSUMI」の存在を知ったのは、ギャラリーで開催されていたワークショップです。“night swimming ~オープンマインドに、手を動かしたい。誰もいない夜中のプールで、裸で泳ぐみたいに。~ ”をテーマに、バッグやウォールハギングなどを作成していく3時間。作るアイテムは毎回違って、こちらは透明のバッグにニッティングした涼しげな作品。
ワークショップではTシャツに使われているジャージー生地を裁断したものを編んでいき作品を作り上げていきます。道具を使わず、“指編み”で編んでいくので初心者の方でも楽しみながら参加できそう。
思ったよりもあっという間にかわいい作品が仕上がると好評で、ワークショップの受付を開始すると早い段階で満席になってしまう人気のワークショップなんです。私も次こそ機会を見て挑戦できたらと思っています。
思ったよりもあっという間にかわいい作品が仕上がると好評で、ワークショップの受付を開始すると早い段階で満席になってしまう人気のワークショップなんです。私も次こそ機会を見て挑戦できたらと思っています。
「CIANSUMI」の作品を見ていると、デザイナーが楽しみながら制作していることが作品から伝わってきます。“編む”ということで様々なものを生み出し、人と繋がっていけることが素敵だなと感じました。
「CIANSUMI」のアイテムは、展示受注会やセレクトショップなどで実物を見ることができます。また、ワークショップのお知らせなどはSNSで随時更新しているのでチェックしてみてくださいね。
「CIANSUMI」のアイテムは、展示受注会やセレクトショップなどで実物を見ることができます。また、ワークショップのお知らせなどはSNSで随時更新しているのでチェックしてみてくださいね。
CIANSUMI
CIANSUMI instagram
ID:@ciansumi
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