風呂敷の包み方も丁寧に解説。たて縞が美しい現代版小倉織「小倉 縞縞」

江戸時代初期から伝わり、昭和初期に一度途絶えた“小倉織”。1984年に染織家の築城則子さんにより復元・再生され、新しい時代の小倉織として「小倉 縞縞(こくら しましま)」というブランドが誕生しました。サイズや柄が豊富な風呂敷のほか、バッグやクッションカバーなども展開。覚えておきたい基本の包み方も合わせてご紹介します。
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一度は途絶えた“小倉織”を復元・再生

江戸時代初期から豊前小倉藩(福岡県北九州市)で織られてきた、立体感を感じるたて縞が特徴的な“小倉織(こくらおり)”。丈夫でしなやかな木綿布で、明治時代には男子学生服として全国的に広がりましたが、戦時下の昭和初期に一度途絶えてしまいました。それから数十年がたった1984年、染織家の築城則子さんが長い時間をかけて試行錯誤を重ね、現代の布として“小倉織”を再生することができたのだそうです。
そんなストーリーを持った伝統的な織物をデザインし、現代の暮らしに落とし込んでいるブランドが、今回ご紹介する「小倉 縞縞(こくら しましま)」です。

縞の美しさをダイレクトに感じられる風呂敷

小倉 縞縞が作り出す柄は、バリエーションがとっても豊富。そのすっと伸びる縞の美しさを一番感じられるのはやはり風呂敷ではないでしょうか。菓子折りを包むのに適している“六八風呂敷”、ワインボトルやプレゼントを包むのにぴったりな“中風呂敷”、テーブルクロスやソファーカバーなどにも使える“大風呂敷”と、サイズは全部で3種類。生地の表裏に差がないので、結びの裏側まで美しく包むことができます。

六八風呂敷(68cm角)/3,240円(税込)
中風呂敷(90cm角)/4,860円(税込)
大風呂敷(118cm角)/5,940円(税込)

HPでは分かりやすい包み方の説明も

小倉 縞縞のHPでは、風呂敷を使った包み方や巻き方が紹介されています。こちらは基本の箱の包み方。図と文章で分かりやすく記載してあるので、誰でも簡単に綺麗に包める方法を覚えることができそうです。

こちらは、一度はやってみたいボトルの包み方。おしゃれかつ持ちやすいので、覚えておくととっても便利です。お土産や誰かへ贈り物をする機会にもぜひ活用してみてくださいね。
更に、オンラインショップで風呂敷を購入した際には商品と一緒に包み方の説明がついてきます。バッグや巻きスカートの結び方といった普段あまりしたことのない結び方も載っているのだとか。風呂敷の使い方の幅がぐっと広がりそうです。

ほかにもさまざまなアイテムが展開されています

風呂敷のほかにも、ショルダーバッグやエプロン、傘、ネクタイなどのファッションアイテムから、コースターやクッションカバーといったファブリックまで、“小倉織”のさまざまなアイテムを生み出している小倉 縞縞。和洋問わず、現代の暮らしにもすっと馴染む新しい提案が盛りだくさんです。
商品は、福岡県北九州市の本店や井筒屋店、オンラインショップのほか、関東や関西のセレクトショップやミュージアムショップなどでも販売されています。お近くの店舗にお取り扱いがないかぜひチェックしてみてください。

小倉 縞縞(こくら しましま)

福岡県北九州市小倉北区大手町3-1-107
TEL:093-561-8152
FAX:093-561-9119
営業時間:10:00~18:00
定休:毎週水曜日

http://shima-shima.jp/

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