300年以上続く日本料理店が手掛ける、新感覚のフレンチトースト専門店「TOASTY’S」

葉山にある日本料理の老舗、「日影茶屋」によるフレンチトースト新業態 「TOASTY’S(トースティーズ)」が12月20日(水)に玉川髙島屋 S・Cに新規オープンしました。スイーツとしてだけでなく食事としても堪能でき、さらに季節ごとの食材やお酒とのマリアージュも楽しめる新感覚のフレンチトーストが味わえます。
 篠崎 夏美

日本料理の老舗「日影茶屋」の新業態

江戸時代から300年以上も続く日本料理店「日影茶屋」。伝統的な日本料理だけに留まらず、これまでに食文化を通してさまざまな店舗展開を行ってきました。海辺にあるレストラン「ラ・マーレ」もそのひとつです。今回、玉川髙島屋 S・Cに新規オープンしたフレンチトースト専門店「TOASTY’S(トースティーズ)」は、この「ラ・マーレ」で大好評のフレンチトーストを多くの人に食べてもらいたいという思いからオープンに至りました。

これまでにないフレンチトーストの食べ方

TOASTY’Sのフレンチトーストは、レストラン「ラ・マーレ」で毎朝作られるまかないから生まれました。フランスパンを使ったフレンチトーストはスタッフの中でも人気メニューのひとつ。
使われているのはベーカリー「ポンパドウル」による、このフレンチトーストのためだけに作られたパンです。フランスパンのような形でありながら、食パンのようなしっとりモチモチした生地が特徴。一般的なフランスパンをフレンチトーストにすると、どうしても外側が固くなってしまいますが、この特別なパンは外側も柔らかくカリカリに仕上がります。また、卵、牛乳、生クリームなど、材料の配分バランスにも苦労したそうです。こうした試行錯誤を重ねることにより、オリジナルの味わいと、外側はさっくりとしつつも内側はふんわりした、絶妙な食感のフレンチトーストを作り出しました。

※写真は試食会用メニューです

デザートとしてはもちろん、朝食やランチにもおすすめのメニューも。クリーミーなスクランブルエッグとソーセージを添えた『アボカド&ソーセージ』、グリルしたナスとトマト、チーズを挟んだ『ナスとスイスチーズ』など、食事としても堪能できる新感覚のフレンチトーストです。また、何度訪れても新しい発見があるよう、旬の食材を用いたメニューラインナップが登場する予定とのこと。例えば、冬には柿、秋はかぼちゃ、夏は夏みかんなどのフルーツや野菜を使用したユニークな組み合わせのメニューが味わえます。

フレンチトーストとお酒のマリアージュも

photo:TOASTY’S

300年の歴史で培われたメニューの提案力を活かし、お店に来た人に食を通じた新たな楽しみを味わってもらうため、フレンチトーストの魅力をさらに引き出す、お酒をはじめとしたドリンクの組み合わせにも力を入れています。例えば、バルサミコ酢を使った『キヌアとアップル、カボチャとシメジのマリネ』には白ワイン。レモンハーブ入りのジューシーなソーセージが載った『アボカド&ソーセージ』には赤ワインや、華やかな香りが女性にも人気のビール『クローネンブルグ ブラン』などがおすすめとのこと。

伝統ある日本料理店とフレンチトースト。一見つながりがないように思えましたが、そこにはこれまでの歴史を生かしつつ、新しい発想でより幅広い人たちに『おいしいもののある楽しい生活』を届けたいという想いがありました。老舗による新ブランド、フレンチトースト専門店「TOASTY'S」。ぜひここでしか味わえない新感覚のフレンチトーストを味わってみてください。

photo / 篠崎夏美

玉川髙島屋 S・C 南館 4F
東京都世田谷区玉川3-17-1
営業時間 : 10:00~21:00

http://toastys.jp/

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