思わず惹き込まれそうな透明感。夏の食卓に涼やかな風を届ける、沖田奈央さんのガラス作品

ガラス作家の沖田奈央(おきたなお)さんが制作に用いているのは、窯で硝子を焼き溶かす“キルンワーク”という技法。四季ごとに感じる色の重なりが、つややかに、そして儚げにガラスに落とし込まれています。今回は、今の季節にぴったりな夏のテーブルウェアをご紹介。
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東京を拠点に活動を行っているガラス作家の沖田さん

茨城県出身で、現在は東京を拠点に活動しているガラス作家の沖田奈央(おきたなお)さん。窯で硝子を焼き溶かす“キルンワーク”という技法を用い、ひとつひとつ丁寧に手作りされている沖田さんの作品は、凛とした透明感の中にやわらかな雰囲気を含んでいます。
朝の日差しの白さ / 湖の近くでサーサーと降る雨 / 真っ赤なベルベット / 暖かい無 ...
四季の風景や音楽に触れたときに 心に浮かぶ色の重なりを
ガラスの一枚絵で表現し、器やアクセサリーなどのプロダクトに成形。
生活に溶け込むアートピースとしてお届けしています。
出典:https://www.naookita.com

テーブルにやさしい影を落とす豆皿

まるで透明な水に絵の具がゆらめいているかのような豆皿は、ふんわりと光を集めてテーブルにやさしい影を落とします。大きさは約7cmほどで、ちょっとしたおかずや薬味、お菓子などをのせるのにぴったり。また、お刺身用の醤油皿に使ったり、色味のある小さな和菓子をのせるのもよく合いそう。和にも洋にも合わせやすい淡い色合いで上にのせるものを引き立てつつ、やわらかい雰囲気を演出してくれます。

お猪口の小さな世界に流れる爽やかな色や泡

こちらは、丸みを帯びたフォルムがかわいらしいお猪口。そのちいさな世界に流れている色や繊細な泡がなんとも爽やかで、そっと夏の匂いを感じさせてくれそうです。晩酌でのほろ酔い気分を、もっと安らぐものにしてくれるかもしれませんね。また、お猪口として使用する以外にも、リングやブレスレットなどをしまっておくのにもちょうど良いサイズ感。お気に入りのアクセサリーをおしゃれに収納してみてはいかがでしょうか。

食卓に華を添える箸置きで、丁寧な暮らしを

つややかな素材感と自由に模様が描かれたユニークな形を組み合わせ、食卓に華を添えてくれる箸置きたち。その小さなプロダクトの中にも、沖田さんの手から生まれる唯一無二の世界観が詰まっています。たくさんある形の中からお気に入りを見つけて、箸を箸置きに置くというそのひと手間も楽しんでみてくださいね。

ひとつひとつ異なる個性が涼やかな風を届けます

今回ご紹介したのは夏のテーブルウェアですが、他の季節をイメージした作品も数多く制作されています。更に、ネックレスやピアスなどのアクセサリーも展開しているとのこと。そんな沖田さんの作品は、展示会やガラスフェアなどのイベントにてご覧になることができるので、HPで情報をチェックしていてくださいね。
量産品には表現できない手作り品の魅力と言えば、全てがまったく同じには仕上がらないところ。そのひとつひとつ異なる個性が心地良く、透き通ったクリアさが夏の食卓に涼やかな風を届けてくれそうです。

ガラス作家 沖田奈央(おきたなお)
Nao Okita glass works

https://www.naookita.com/

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