お花、雑貨、インテリアも。オーナーの哲学が詰まった生活提案型ショップ「anima garage」
東京・町屋にある「anima garage(アニマ ガレージ)」は花屋であり、雑貨屋であり、インテリアコーディネートも手掛けるお店。下町の住宅街にあるお店に一歩足を踏み入れれば、おしゃれな空間が広がります。店主の福嶋さんは、ものを売り買いするだけではなく、ものが持つストーリーを伝えたいと話します。
- 2017.6.26
- ライフスタイル
下町の職人さんの街にあるお店
オーナーの福嶋さんは電気工事士の三代目。自分の部屋の照明を変えた時、照明ひとつで部屋全体の印象が変わることに気づき、それをきっかけにインテリアに興味を持ち始めたそう。そして現在でも電気工事の仕事をしながらこちらのお店を開いています。
お店では自分が気に入ったアンティーク雑貨や観葉植物を販売していましたが、お客様から生花のリクエストがはいり、自分が興味を持ったお花だけを集めて花屋も始めるようになったそうです。店内には生花と雑貨が一緒に並んでいますが、福嶋さんが気に入ったものだけを集めているので、一見バラバラのように見えても、なぜか統一感があるのが不思議な魅力です。
お店では自分が気に入ったアンティーク雑貨や観葉植物を販売していましたが、お客様から生花のリクエストがはいり、自分が興味を持ったお花だけを集めて花屋も始めるようになったそうです。店内には生花と雑貨が一緒に並んでいますが、福嶋さんが気に入ったものだけを集めているので、一見バラバラのように見えても、なぜか統一感があるのが不思議な魅力です。
ものが持つストーリーを伝えたい
店内の品々はヨーロッパなどで買い付けています。その土地のガイドブックを読み、ガイドブックに載っていない地区に出かけて歩いて商品を探すので、一点物が欲しい人にはおすすめです。蚤の市などでも商品を購入することが多く、特にアンティーク雑貨には一つ一つに“物語”があるといいます。
福嶋さんはただものを売るだけではなく、その物語を伝えたいと話します。最近はシンプルで機能的なのにデザイン性の高い北欧の雑貨を中心に取り扱っています。
福嶋さんはただものを売るだけではなく、その物語を伝えたいと話します。最近はシンプルで機能的なのにデザイン性の高い北欧の雑貨を中心に取り扱っています。
お店を通じて“伝えたい”こと
電気工事の仕事をしていると、生活の中にある“無駄”に気づくことが多いという福嶋さん。インテリアコーディネートを依頼された時は余計なモノを増やす事なく、余白の使い方やインテリアのバランスの取り方を丁寧に説明することを重視しているのだとか。
生花も注文以外には最低限の数しか仕入れません。それは売れずに廃棄したくないという考えから。手作りだという生花の水の循環システムも、水を取り替える手間を減らすだけでなく、水の節約にもなるといいます。(今後完成予定)これからは、商品を売るだけでなく、その思いをワークショップなどを通じて、発信していくそうです。
生花も注文以外には最低限の数しか仕入れません。それは売れずに廃棄したくないという考えから。手作りだという生花の水の循環システムも、水を取り替える手間を減らすだけでなく、水の節約にもなるといいます。(今後完成予定)これからは、商品を売るだけでなく、その思いをワークショップなどを通じて、発信していくそうです。
下町の住宅街の中にあり、一見お店とは分かりづらい外観ですが、思い切って扉を開ければ、めずらしいお花やインテリアグッズが迎えてくれます。地元のアーティストのお客さんも多く、生活を楽しむヒントに溢れているお店です。
photo / anima garage、前田 郁
「anima garage(アニマ ガレージ)」
〒116-0002 東京都荒川区区荒川7丁目34番2号
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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