夏にぴったりな澄んだ透明感。幻想的な美しさを閉じ込めた「liir」のガラス作品

「liir(リール)」は、ガラス作家の森谷 和輝さんが2011年より福井県の敦賀市を拠点として活動をスタートさせたブランド。澄んだ瑞々しさでお花を引き立てるフラワーベースや流れるような気泡が幻想的なグラスなど、思わず惚れ惚れするような美しいきらめきが閉じ込められた作品たちをご覧ください。
 CHISATO

美しくやさしいきらめきを含んだガラス作品

東京都生まれのガラス作家・森谷 和輝さんが手掛けている「liir(リール)」。2011年より、福井県の敦賀市を拠点としてその活動をスタートさせました。森谷さんが作るガラスには思わず惚れ惚れするような美しいきらめきが閉じ込められていて、ひとつひとつの作品がその光をやさしく反射させています。

いくつも並べたい瑞々しいフラワーベース

こちらは、まるで山から流れてくる澄んだ水をそのまま留めて作られているかのように瑞々しいフラワーベース。生花ならより活き活きとした麗しさを、ドライフラワーならどこか儚げな奥ゆかしさを感じさせ、そのつややかさでそれぞれのお花の魅力を更に引き立ててくれそう。小ぶりなサイズもとってもかわいらしく、お部屋の一角にぽつぽつと並べて空間をコーディネートするのも素敵。また、お気に入りのお花をシンプルに一本だけ飾るのもスタイリッシュでおしゃれです。

涼しげで上品な空気をもたらすリム皿

蛍光管のリサイクルガラスを使用して作られたというリム皿は淡く色づき、澄んだ透明感を持ったガラスとはまた違った雰囲気を持たせるテクスチャが魅力的。氷が張っているような冷ややかな印象の中になんだかあたたかみも感じるのは、やわらかな光を反射させるその素材感からでしょうか。夏の食卓に涼しげで上品な空気をもたらしてくれそうです。

流れる気泡が印象的なフォールグラス

こちらは、そっと流れ落ちゆくような気泡が美しいフォールグラス。こちらにも先ほどと同じく蛍光管のリサイクルガラスが使用されていて、夏にぴったりな涼しげな印象となっています。芸術的な泡の光が全体に広がっているこのグラスで飲むドリンクは、なんだかいつもよりちょっと優美に感じられそう。少しくびれたデザインになっていて持ちやすいのもうれしいですね。

やわらかな美しさが閉じ込められています

時には繊細な儚さを、時には凛とした力強さを感じさせる森谷さんのガラス作品。今回ご紹介したフラワーベースやお皿・グラスの他にも、アクセサリーやお箸置きなども展開されています。そのどれもに共通しているのは、ふとやさしい気持ちにさせてくれるやわらかな美しさが閉じ込められているということです。そんなきらりきらめく作品たちは、個展や合同展、クラフトフェアなどで直接触れることが可能。また、お取り扱いのある店舗もいくつかあるそうなのでそちらもチェックしてみてください。この夏の毎日の食事の時間やおでかけのお供に、涼しげな作品たちを取り入れてみてはいかがでしょうか。きっとあなたの生活に静かな彩りを添えてくれることと思います。

ガラス作家 森谷和輝「liir(リール)」

http://www.liir1116.com/

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