谷中を散策中に発見。肌と真摯に向き合い誕生したオーガニックコスメ「OSAJI」

下町情緒あふれる谷中の路地裏を散策中、偶然出合った「OSAJI」。白を基調とした店内には、深い緑色のパッケージが並んでいます。聞けば、2017年1月に誕生したばかりという日本のオーガニックコスメだそう。いったいどんなブランドなのか、さっそくご紹介します。
 酒井 牧子

生涯使い続けられるものを目指して

オーガニックコスメには“やさしい”というイメージがありますが、植物の力は強いものだからこそ、肌に合わないこともめずらしくありません。言い換えれば、オーガニックという言葉の持つイメージと、肌に対する安全性にギャップがあるものが少なからず出回っているように思います。
そんな中、生涯使い続けられるものを目指して開発されたのが「OSAJI」です。コンセプトは、“皮膚科学から学んだ安心安全なオーガニックコスメ”。皮膚の構造や機能、そして、皮膚はどのようにして健康と美しさを保つのか。その一つひとつに真摯に向き合い、国産の植物原料や植物由来原料を使用するとともに、アレルギーに対してリスクのある成分は極力入れないようにしています。

ブランド名のOSAJIは、「おさじ」からきています。江戸時代、将軍や大名に仕える医師を、薬さじを使って薬を調合する姿になぞらえて「おさじ」と呼びました。このネーミングには、生活に寄り添った「おさじ」でありたいという想いが込められているのです。

オリジナルのアレンジ甘酒にも注目!

谷中のお店は、OSAJI初の直営店です。「ジャパンオーガニック」というサブコンセプトがあったことから、表参道や銀座ではなく、日本の下町である谷中という地を選んだのだそうです。
洗顔料や化粧水、保湿クリームなどのスキンケアのほか、ハンドクリームやボディソープなどのボディケア、さらにヘアケアや歯磨き粉などのオーラルケアまで幅広く展開しています。

これらのオーガニックコスメと合わせて注目したいのが、「肌に良く栄養価の高い飲み物を」という想いからつくられたオリジナルのアレンジ甘酒です。そのメニューは、「宇治抹茶と黒蜜の甘酒ラテ」など、ユニークで美味しそうなものばかり。フレンチ料理店での修業経験を持つスタッフがメニュー開発を担当しているそうで、テイクアウトでいただくことができますよ。

香りは3タイプ。敏感肌には無香料の「muku」がおすすめ

OSAJIが大切にしているのは、肌が本来持っている“潤う力”を甦らせることにあります。そのため、「OSAJIを使ってから乾燥知らず」、「保湿力が高くて、コスパも良い」という声が寄せられます。また、化粧水を使った人のなかには、「肌のトラブルが一気に減りました」という声もあるそう。私は、ハンドクリームを試してみましたが、肌がしっとり潤うのを実感しました。
ハンドクリームを含めて、多くの製品の香りは、森林浴をイメージした「ibuki」、花束のようにフラワリーな「ikoi」、やさしい柑橘系の「sou」の3タイプがあります。敏感肌の方には、無香料の「muku」もあるので安心ですね。
OSAJIのオーガニックコスメは、谷中の店舗のほか、オンラインショップでも購入することができます。あなたも、確かな皮膚科学から誕生したオーガニックコスメを試してみてはいかがですか。

photo / OSAJI

「OSAJI(オサジ)」
住所:東京都台東区谷中2-5-14 A区画
電話:03-5834-8524
営業時間:11:00~18:00

http://osaji.net/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連キーワード

関連特集