現代人のためのサードプレイス。ミュージアムみたいなカフェ「サザコーヒー 本店」

「サザコーヒー」の本店は、オーナーが中南米にコーヒーの仕入れに行った際にお土産で買ってきたお面や、モラと呼ばれるパナマの民族衣装のパッチワークが並ぶユニークなカフェ。現在は本店の他に13店舗展開しており、カップオンの販売も行っています。
 まや 読者ライター

こだわり抜かれた店内

茨城県や都内を中心に展開している、「ザザコーヒー」。その本店であるここは、単なるカフェではありません。実は、壁一面を埋め尽くすほどのお面とパッチワークの展示が見られるんです。
店内は、カウンター付きでコーヒーを淹れる姿も見ることが出来る木目調の部屋と中南米のお面が並ぶ小さな部屋、そしてパッチワークの布が飾られた部屋の三部屋に分かれています。きれいに整えられた庭には鳥が遊びに来ていたり、カップひとつひとつにもこだわっていたりと細部にわたって心遣いが行き届いています。

まるでお面とパッチワークのミュージアム

店員さんによるとお面は副社長がコーヒー豆の仕入れの時にお土産で買ってくるもので、飾られているだけでも大量にあるが、裏にはもっとあるとのこと。またパッチワークは会長がお気に入りの「モラ」と呼ばれるパナマの民族衣装で、鮮やかな色と独特な柄が特徴的です。オーナーが自ら足を運んだ地で出会った、オーナーが本当に好きなものがたくさん詰まった異空間にぜひ足を踏み入れてみてください。

多彩なコーヒーとケーキ

日本人が昔からお茶をのむ際に一番おいしいとしてきた温度で提供される「将軍コーヒー」や中南米各国原産のコーヒー、茨城大学が開発した「五浦コーヒー」など、コーヒーの種類は実に豊富です。また、ショートケーキの生地はスポンジでなくなんとカステラとなっており、サザコーヒーならではの素朴な味わいが楽しめます。

じっくりとお気に入りを探したいショップコーナー

ショップのコーナーにはカラフルで様々な模様の陶器や工芸品、可愛らしい造花がテーブルいっぱいに並んでいます。店内には他にも、おしゃれな布製品の小物やカラフルなパッケージのお持ち帰り用のカップオン、コーヒーと一緒に楽しむためのお菓子や癒し系のキャラクターグッズなど、女性が好きそうな商品がたくさん。いろいろなタイプのものが散りばめられていて、それが宝探しのように好奇心をくすぐります。また、そんな商品棚の一角には、様々なコーヒーを少しずつ飲み比べることが出来る試飲コーナーも設けられています。

家と会社とサザコーヒー

「サードプレイス」という言葉を聞いたことがありますか?家と会社の往復の毎日を過ごす社会人が、それとは別に身を置くための場所のことです。サザコーヒーで周りを見渡してみると、親子や友達同士で会話を楽しむ方、可愛らしいケーキと洗練されたカップに注がれたコーヒーを、庭園を背景にカメラに収める若い女性客、和やかにテーブルを囲む家族、一人で黙々と何か作業を進める男性…。誰にとっても、サザコーヒーはサードプレイスとなることが出来るのでしょう。そんなサザコーヒーの本店に身を置くことで「さぁ、明日からも頑張ろう」と前向きな気持ちになることが出来るのです。是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

photo / きゅうり

本店:茨城県ひたちなか市共栄町8-18 Tel. 029-270-1151
水戸駅店:水戸エクセルみなみ改札階 Tel. 029-228-2272
ecute 品川店:JR品川駅構内 Tel. 03-3445-4151
ecute 大宮店:JR大宮駅構内 Tel. 048-648-8737
他10店舗

http://www.saza.co.jp/

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