ずっと愛用できるベーシックな日常着を。遠州織物の風合いを生かした洋服「HUIS」
“日々の暮らしの中に馴染む上質な日常着” をコンセプトに、生活に違和感なく溶け込み、かつ存在感を感じられるようなアイテムを手掛けるファッションブランド「HUIS(ハウス)」。遠州織物で1つ1つ丁寧に作られたラインナップの数々は、どれも着る人誰もが背伸びすることなく心地良く満足できるものばかりです。
- 2017.2.22
- ファッション
伝統ある遠州織物を用いたファッションブランド
歴史ある繊維業の一大産地である静岡の遠州地方から、シンプルベーシックなファッションアイテムを届けてくれるブランド「HUIS(ハウス)」。アイテムは全て遠州地方で生産される遠州織物の生地を使っており、生地は昔ながらの「シャトル織機」によって丁寧に制作されています。
HUISで使われている「シャトル織機」とは
生地を織る織機には「シャトル織機」とシャトルを使わない「シャトルレス織機」があり、近年生産される生地のほとんどがシャトルレス織機によるもの。シャトルレス織機でつくられる生地はコンピューター制御によって表面がツルツルになり、生産率も高いのだそう。それに比べると、HUISで使われているシャトル織機は低速度でしか織れず非常に非効率。しかし時間をかける分ふっくらとした風合いになり、高い耐久性を持つのだとか。HUISは、そんなシャトル織機でしか生まれない味わいや力強さを大切にし、ものづくりを行っています。
ベーシックなデザインだからこそ1つ1つのディティールにこだわったラインナップは、シンプルながらそれぞれに深い魅力があり、シャツやパンツなど、老若男女問わずずっと着ていけるようなアイテムが揃っているんですよ。
ベーシックなデザインだからこそ1つ1つのディティールにこだわったラインナップは、シンプルながらそれぞれに深い魅力があり、シャツやパンツなど、老若男女問わずずっと着ていけるようなアイテムが揃っているんですよ。
春に向けてベーシックなシャツを1枚いかがですか?
まずは、素材にこだわったシャツのラインナップを2つご紹介します。着回しもきき、着る年齢を問わないシンプルなシャツは、いつまでも使えるようなちょっと上質なものが1枚欲しくなりますよね。衿の形や丈、素材の違いを感じながら、是非あなたにぴったりな1枚を探してみてください。
タイプライタークロスコットンシャツ
定番のタイプライタークロスシャツ。コットン100%で、表面の凸凹とした独特の風合いが魅力です。肌触りは、ハリのある素材感なのにびっくりするほどしっとり馴染むんだそう。軽量で適度な保温性があるので、暖かくなった頃に是非着たい1枚です。こちらのシャツは、ポケット口にこっそり隠れるようにブランドロゴの刺繍がいるんですよ!
コットンロングシャツ
上質なコットン生地をたっぷり使ったというロングシャツ。たっぷり余裕のあるオーバーサイズで、なめらかな肌ざわりはさわやかな風をやさしく波打って受け止めてくれそう。1枚でサラッと着るのはもちろん、重ねるアウターとしても使えます。こちらもブランドロゴの刺繍がさりげなくあしらわれているんだそう。どこにあるのか、是非探してみてくださいね。
サラッと羽織れるコットンボイルカバーオールジャケット
こちらはコットンボイル生地のカバーオールジャケットです。糸1本1本に強い力がかかる強撚糸(きょうねんし)を高い技術を持つ職人がコントロールしながら制作するジャケットは、遠州織物ならではの独特の風合いを持ちます。ブルー・ブラウンの深い色味に映える大きな白いボタンもポイント。こちらをお供に、ぽかぽかの陽気を楽しみませんか?
桜の花びらとクチナシの実で染めたボタニカル・ストール
パウダリーなカラーがたまらなくフェミニンな、テンセルとコットン素材による大判ストール。テンセルの繊細な糸を贅沢に使用し丁寧に織り上げており、ふわふわの軽やかな質感を楽しめます。染色には植物の色素を使用しており、それぞれ桜の花びらと、くちなしの実で染めています。巻いているだけでうっとりしそうな肌触りが写真からも伝わってきますね。
今年の春はHUISと迎えませんか
他にも、シャツをはじめとしたこだわりが詰まったアイテムを展開しているHUIS。オンラインショップはもちろん、静岡にもいくつか取り扱い店舗があるそうです。浜松市北区三ヵ日町には遠州織物の発祥の聖地と言われる「初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)」があるとのことなので、観光も兼ねてそちらにお参りに行くのもいいかもしれませんね。そうしてお迎えしたアイテムは、きっと一生大事にしたくなるような思いが詰まった1枚になることでしょう。
HUIS(ハウス)
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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