空間にぬくもりをつくりだす、しっとりやさしい直井真奈美さんの陶器

陶芸作家「直井真奈美(なおいまなみ)」さんの生み出すうつわは、どれもやわらかな女性らしいぬくもりを感じさせるものばかり。優しい気持ちにさせてくれるうつわや花瓶といった作品の数々を眺めていたら、きっとあなたもあたたかい気持ちになるはずです。
 machiko

千葉県出身の陶芸作家・直井真奈美さん

器から献立を想像する楽しさや発見があったり、作り慣れた料理をいつもと違う雰囲気に見せてくれたりと、日々の暮らしに欠かせない食事を、器を通してより大切に、より楽しく、そしてささやかな喜びを感じてもらえたら嬉しいです。
出典:http://www.naoi-manami.net
1999年に陶芸を始めた直井真奈美(なおいまなみ)さん。2008年より工房を構え、本格的に陶芸活動をスタートさせました。現在は長女を出産され、自宅の工房で制作活動を行っているとのこと。直井さんの優しい目線が落とし込まれたうつわは、どれもあたたかな雰囲気を持つものばかり。
直井さんは“道具として使い勝手が良く、使い手とともに時間を重ね、暮らしにとけ込んでいてくれたらいい”という思いを持って制作をしているのだそう。その思いが落とし込まれた陶器の数々は、決して主役の邪魔をせず、それでいて空間にさりげないぬくもりをつくりだします。まるであたたかいひだまりのように優しい陶器の数々をご紹介します。

大小さまざま、かたちさまざまの作品たち

作品の数々に共通しているのは、直井さんだからこそ創り出せるやわらかく優しいライン。丸、四角といったさまざまなラインナップを揃えていますが、どれもキリッとしすぎない、気持ちがほぐれるフォルムをしているんです。そんなエレガントでソフトなラインに沿って料理を盛りつけたら、なんだかその味まで優しく感じられそうですね。

子どもの成長を慈しむうつわのラインナップも

2011年に長女を出産され、家族とともに日々を送る直井さん。小さなころから陶のうつわにふれてほしいという思いから、こどものためのうつわも作っているのだそう。こちらはその名も「こどもカップ」。両側にハンドルがついているので、お子さん1人で飲み物を飲むことができます。少しずついろんなことができるようになっていく子供の成長をそっと見守ることができるカップ。フォルムの似た大人用のマグカップもあるので、お子さんがご飯を自分で食べられるようになった頃にお祝いとして贈るのも良いですね。

さりげない美しさを引き出すフラワーベース

ぽってりとした様子がかわいらしいこんなフラワーベースも。華やかな色合いの花たちも素敵ですが、こちらのフラワーベースには自然のつくりだす造形美をじっくり感じられる一輪挿しがきっとお似合い。こんな風に枝ものを一輪挿しすると、食卓にちょっとした季節感と彩りをナチュラルに添えてくれますよ。そぎ落とされたシンプルなデザインは、どんな場所でもまるでそこに置くのが決まっていたかのように不思議と馴染んでくれるはず。

せわしない日々にあたたかい陶器を添えてみませんか?

なんてことない食事でも、うつわが1つ変わるだけでなんだかちょっと特別な時間になったりするもの。最近心や身体がちょっとお疲れ気味…なんて方は、直井さんのあたたかいぬくもりを感じる陶器を食卓に加えてみてはいかがでしょうか?
直井さんの陶器は関東を中心としたお店で取り扱いがあるほか、カフェ等の店内用のうつわとして使用されている店舗もあるのだそう。やわらかなうつわとやさしい時間を是非味わいに行ってみてくださいね。

直井真奈美(なおいまなみ)

http://www.naoi-manami.net/

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