毎日の食事をいつもよりちょっと素敵な時間に。陶芸作家・矢板 緑さんの心を和ませる器たち

陶芸作家の矢板 緑(やいた みどり)さんは、埼玉県を拠点として陶芸作品の制作を行っています。動物モチーフのお皿やお花モチーフの豆皿など、主に自然のものをデザインに落とし込んだ器は、どこか心を和ませるやさしい雰囲気のものばかり。
 いおり

埼玉を拠点として制作活動を行っています

埼玉を拠点として陶芸活動を行っている、広島県生まれの矢板 緑(やいた みどり)さん。矢板さんが生み出すプロダクトは、どれもあたたかい表情のものばかり。わたしたちの心をほっこりと包み込んでくれる愛らしいモチーフが魅力的です。ひとつ食卓に添えるだけで雰囲気が一気に和やかに。食事の時間を更に楽しいものしてくれる、そんな器たちを少しだけご紹介していきます。

可愛らしい動物モチーフの“nebraska series”

矢板さんの作品の中でも特に目を引くのは、“nebraska series”などの動物モチーフの作品。首を傾けているさまが可愛らしいフクロウのお皿は、ちょっとしたおかずを盛りつけるのに丁度良いサイズです。クッキーやチョコレート、ケーキなどを乗せておやつの時間にもいかがでしょうか。その落ち着いた色使いと質感は、和菓子にだってよく合いそうですね。何とも言えないフクロウの表情に加えて、木の枝にちょこんと掴まる脚もまたキュートです。

ぷっくり模様が印象的な“ittin series”

“ittin series”の「ittin(イッチン)」とは、陶芸技法のひとつ。描いた模様がぷっくりと少し浮き上がった仕上がりになるのが特徴的です。こちらの器には、さわやかなパステルイエローのミモザがぽこぽこと縁を彩っています。そして中央には小さくミツバチが描かれ、お料理を食べ終えると姿を現します。そんなちょっとしたユーモアにも心が惹かれますね。同じ模様でカップやプレートなども展開されています。

カトラリーステイとお揃いのお花の豆皿

文字通り食卓に花を添えるようなフラワー型の豆皿は、ふんわりとした雰囲気がとっても素敵。円形に近い曲線を描いた花びらがやさしい印象をもたらし、控えめな色使いでほどよくお料理の色をを引き立ててくれます。もともとはカトラリーステイとして小さいサイズのものが制作されていたとのこと。豆皿とカトラリーステイのふたつをお揃いで使ってテーブルをコーディネートするのもいいですね。

オンラインショップは持たず、お取り扱い店や展示会で販売

さまざまな土を使い、さまざまな焼き方で作品を制作している矢板さん。オンラインショップは持たず、セレクトショップや展示会などで販売を行っているとのことです。お取り扱いのあるセレクトショップは関東が中心ですが、時には関西などのイベントに参加することも。主にインスタグラムで発信される情報をチェックして、お近くの方はぜひ足をお運びくださいね。素敵な空気感を纏った器たちを、お手に取ってご覧になってみてください。その愛らしい表情を覗かせる作品は、毎日の食事やおやつの時間をちょっと特別なものにしてくれそうです。

Midori Yaita Ceramic Works

http://www.midoriyaita.com/

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