暮らしに溶け込む、そぎ落とされたシンプルさ。福岡彩子さんのうつわたち
福岡彩子さんは大阪府出身の陶芸作家。彼女の作品は、止まっているようで進んでいる、“おだやかで刻々とした時間の流れ”を感じさせます。流行りにとらわれずにずっとそばでさりげなく寄り添っていてくれそうな、確かな存在感のある作品の数々をご紹介します。
- 2016.11.16
- インテリア・生活雑貨
大阪で活動する陶芸作家・福岡彩子さんの、ていねいなおしごと
福岡彩子さんは、大阪府堺市出身の陶芸作家。アパレル、現代美術ギャラリー、建築事務所勤務を経て渡英し、陶芸の道に進んだそうです。堺市に「Studio Re」という工房を持っており、月に3回陶芸教室も行っています。ゆっくり流れる時間を感じさせる陶器の数々は、迎えたその日からそのひとの暮らしに馴染んでくれそうなものばかりです。
日々にささやかな彩りを加えてくれそうな5種類のうつわたち
rim plate
落ち着いた色味に、しっとりとした質感が伝わってくる「rim plate」は、どんなお料理もさりげなく引き立ててくれそうですね。サイズ展開も多くて日々に取り入れやすいシリーズです。右の黄色いrim plateは、個展でのリクエストから生まれたものだそう。スタッキングした姿も美しいですね。
compote dish
こちらはアクセントの黄色が映えるデザインの「compote dish」です。ひとつ置いただけで雰囲気が出そうな、存在感のある佇まい。こんなうつわでお菓子を食べたら、何気ないものもおいしく感じられそう。おやつタイムもちょっと優雅な時間に変身しそうです。
tsubomi magとpurin mag
“tsubomi”(写真左)、”purin”(写真右)と、ほほえましい名前がついたたっぷり入るサイズ感のマグカップ。見てみると、なるほどと納得できる形をしていますね。取っ手が華奢でゆるやかな曲線なので、なんだか上品な雰囲気があります。寒い日の夜たっぷりのホットミルクを入れて、まったり過ごすのにいかがですか?
coffee dripper
先ほどのprin magにぴったり収まるサイズのKONO式ドリッパー「coffee dripper」。スタイリッシュで、そぎ落とされた無駄のないデザインが目を引きますね。少し手間をかけて、お気に入りのドリッパーで静かに淹れたコーヒーは、なんだか特別な味がしそうです。
趣あるうつわを迎えて、暮らしをより豊かにしませんか
福岡彩子さんの作品は関西方面で多く取り扱っていますが、関東にも置いてある店舗がいくつかあります。12月には、愛媛のSTROLLにて展示も行うそうですよ。
落ち着いた雰囲気の中に、愛らしさや趣が感じられる作品たちと、ぜひ一度ゆっくり、じっくり向き合ってみてくださいね。
落ち着いた雰囲気の中に、愛らしさや趣が感じられる作品たちと、ぜひ一度ゆっくり、じっくり向き合ってみてくださいね。
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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