秋の夜長に月を見ながら一杯いかが? 「能作」の錫の器で特別なひとときを
季節が変わり、だんだん夜が長くなってきました。月を見ながらおいしい食事やお酒を楽しむ方もいるかと思いますが、今年はいつもとひと味違った会にしてみませんか? 「能作」の錫(すず)製品なら見た目も優雅でお酒もよりおいしく感じられます。近頃、ライフスタイルショップでも取り扱いが増えてきており、見かけたことがある方もいるはず。でも、錫って一体どんな金属なのでしょうか? 大人のたしなみとして知っておきましょう!
- 2016.10.23
- インテリア・生活雑貨
そもそも錫(すず)ってどんなもの?
あまり馴染みがないかもしれませんが、錫(すず)は昔から使われている金属なんです。古くから「錫の器に入れた水は腐らない」や「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などと言われており、酒器や茶器などに使われてきました。最近では、錫製のカップでコーヒーやビールを提供するカフェなどもあるので、どこかで見かけたことがあるかもしれません。そんな歴史ある錫製品を取り扱う「能作」は、大正5年(1916年)創業の老舗鋳物メーカー。富山県高岡市に400年伝わる鋳造技術をもって、高いデザイン性を探求し続けています。
純度100%だからできる「能作」自慢の錫製品
「能作」の錫の特徴は純度が100%なこと。非常にやわらかく、手で簡単に曲げることができます。そんな特徴を最大限に生かしたシリーズが「曲がるシリーズ」です。一見すると平らな板のような形をしていますが、この板状の錫をグイグイと曲げていくと、器ができるというユニークなアイテムなんです。形やサイズにもバリエーションがあるので、アイディア次第で自由に使えるのもポイント。
前述の通り、錫はお酒との相性がよいと古くから言われています。お酒好きな方には、片口やぐい呑もおすすめ。冷酒はきりりと、ぬる燗は一層香り高くなるそうです。あまりお酒を飲まない方は、片口を酒器以外に使ってみてはいかがでしょうか? 料理やドレッシングを入れたり、花を活けたりしても素敵ですよ。
もうひとつ「能作」のユニークなアイテムをご紹介。こちらは水引の結びをイメージしたその名も「箸置 結び」。お祝い事やお正月にも活用できそうですね。「能作」のやわらかい錫の特性を生かして、箸置きとして使うだけでなく、ピンやチェーンをつけてアクセサリーにすることも可能です。
でも錫ってお手入れが大変そう
あまり馴染みのない方も多い錫ですが、意外にもお手入れがとっても簡単なんです。ポイントとしては、食器として使用したらすぐにやわらかいスポンジを用いて台所用洗剤で洗うこと。たわしでこすると傷になってしまうので注意してください。もし、光沢が鈍くなったら重曹で磨くときれいになりますよ。この他、錫の性質上、高温低温に弱いので電子レンジ・冷凍庫はNG。冷蔵庫も控えたほうがベターです。注意点はいくつかありますが、どれも簡単なルールばかりなので日常生活に取り入れやすいアイテムと言えます。
いつもと違う特別な一日のエッセンス
錫の歴史を紐解くと、一説には紀元前1500年ごろから人類で使われている金属だそうです。ちょっと高価なものですが、長く使えるアイテムでもあります。「能作」の錫製品で、日常をちょっぴりスペシャルにしてみてはいかがでしょうか。長い秋の夜に、錫の器でおいしい料理やお酒で乾杯するのも、いつもとひと味違う時間が過ごせそうですね。
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