幅広いシーンで活躍。ビジネスメールにも使える書き方のマナーと役立つ文例集

なかなか会うことができない家族や友人に、手紙できちんと気持ちを伝えたい。しかし、いざ書き始めようと思っていても、どんな文言からスタートしてよいものか悩んでしまう。そこで、『心を伝える、すぐに役立つ 手紙・はがき・一筆箋の書き方マナー大全』(主婦の友社)を参考に書き方のマナーをご紹介。
 ちほ

日本ならではの季節感を表す時候の挨拶〜1月編〜

まず一番最初に悩むのは、時候の挨拶ではないでしょうか。
例えば1月の場合、月の半ばあたりまでは新年の挨拶を入れるのが一般的。書き出しの文例として、上旬には「皆様おそろいで楽しいお正月をお迎えのことでしょう。」、下旬には「暦の上では大寒を迎えましたが、おだやかな天候がつづいております。」など、その時期に最適な挨拶文が紹介されています。また、結びの文例も。さらには、「寒冷の候」をはじめとした漢語調のあいさつもいくつか掲載されています。

贈り物と共に渡すのが一般的な送り状のマナー

日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物をする際には、送り状を添えて渡すのが一般的なマナー。例えば品物をデパートで購入し、そこから送りっぱなしにしてしまうとせっかくの贈り物も相手に気持ちが伝わりません。日頃から手紙を添える習慣を身につけましょう。
ここでは、お中元やお歳暮を送る際の注意点や熨斗の種類などに関して丁寧に紹介されています。

多くの文例が紹介されている便利な一冊

その他にもお土産をもらった時の感謝の気持ちやちょっとしたお祝いに添えるメッセージカードの書き方も載っています。ショートメッセージの場合は、短い文章でいかに気持ちを伝えられるかが鍵ですよね。上段には渡す側、下段には受け取る側の想いが伝わるような例文がシーン別に紹介されていますよ。

『心を伝える、すぐに役立つ 手紙・はがき・一筆箋の書き方マナー大全』(主婦の友社)では、便箋・封筒の選び方から礼儀正しい手紙の書き方、お祝いやお礼、慰めのマナーなどが詳しく解説されています。また、季節に合った表現をすぐに探し出せる月別あいさつ集、目的に応じた手紙文が必ず見つかる豊富な文例なども。そのまま引用するのもOKですし、 アレンジのポイントも紹介されているので、そちらを参考に自分流の素敵な文面にぜひトライしてみてくださいね。

photo / 主婦の友社,Shutterstock

心を伝える、すぐに役立つ 手紙・はがき・一筆箋の書き方マナー大全
刊行:主婦の友社
定価:1,500円(税別)

http://shufunotomo.hondana.jp/book/b553095.html

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