力強く、どこかやさしげ。苫米地正樹さんの生み出す陶芸作品

苫米地正樹(とまべち まさき)さんは、三重県四日市市で制作を続けている陶芸作家さんです。その手から生み出される陶芸作品たちに表現されているのは、ターコイズカラーを中心とした色味と絶妙な模様のコラボレーション。
 いおり

力強く、優しい陶芸作品

三重県四日市市で制作を行っている陶芸家の苫米地正樹(とまべち まさき)さん。主にターコイズを中心とした配色が、力強さの中におおらかな優しさを感じさせます。

独創的な模様となめらかな色の融合

こちらは表現された貫入(ヒビ模様)となめらかな色味が絶妙にマッチした器たち。セパレートされた模様や色味ひとつひとつにその世界観が詰まっています。器に映える差し色の赤もとても素敵。
インディアンジュエリーのような、はたまたゆらりゆらめく海のようなターコイズカラーが全体に広がります。施された模様と相まってかもし出されているのは、幻想的で落ち着いた雰囲気。

みずみずしく走る美しい模様

まるで滑りゆく水のような線がみずみずしいカップたち。描かれた横線から滴が流れてチェック柄のようにも見え、どことなく可愛らしい作品です。
下から上に流れている不思議な模様だったり、自由に器の肌を走る線だったり。ターコイズには潤いを感じ、ブラックにはクールで独特な雰囲気を感じます。
展示会ではほかの色や配色で制作されているものも並ぶことがあるので要チェックです。いくつかシリーズで揃えたくなってしまいますね。

おわりに

数々の個展やグループ展で披露されている苫米地正樹さんの陶芸作品たちは、各地のセレクトショップなどでもお取り扱いがあります。ひとつひとつ違った表情を見せるその器たちを食卓にお迎えしてみてはいかがでしょうか。

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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