食卓をあたたかく、静かな光で彩る。金工作家・川地あや香さんのカトラリー
川地あや香さんは、現在山形県で制作を行っている金工作家。静かに輝く金属の光と、思わず笑顔になるような少しの遊び心があるデザインが魅力的な、食の道具を作っています。時には『カワチ製菓』としてお菓子の制作を行うことも。食に関するあたたかな想いが込められた作品たちをどうぞご覧ください。
- 2017.11.21
- インテリア・生活雑貨
シンプルかつ遊び心のあるデザインが魅力的
岐阜県多治見市に生まれ、東京芸術大学で鍛金を学び、現在は山形県で制作活動を行っている金工作家の川地あや香さん。川地さんが生み出すのは、スプーンやプレートといった食に関する道具たちです。シンプルの中に遊び心があるデザインと、そっと輝く金属の光が魅力的。
さまざまなシーンで使えるスプーンやフォーク
大き目のつぼに細い持ち手がついていたり、持ち手の部分に模様があったりと、独特なデザインのものがたくさん作られているスプーンやフォーク。ひとつ食卓に添えると、なんだかテーブルがぐっと華やかに彩られる気がします。朝昼晩の食事以外にも、おやつの時間やティータイムにぴったりなサイズ感のものも。いつも使っているお皿に似合うものを見つけて、テーブルコーディネートを楽しんでみてくださいね。
独自の雰囲気を纏った、愛らしいデザインのマドラー
こちらは、私がひとめぼれしたマドラー。グラスに入れておくだけでも様になる、独自の雰囲気を纏っています。ぽこぽこと並んだ丸いディテールがなんとも言えず可愛らしく、使う度に笑顔になってしまいそうです。こんな風に味のあるマドラーで作るドリンクは、きっといつもより美味しく感じられることでしょう。来客時にこのマドラーでおもてなしすれば、お客さんもきっと喜んでくれるはず。
持ち手のデザインが豊富なコーヒーメジャー
こちらは、持ち手のデザインが色々とあり、日々のコーヒータイムをより楽しませてくれるコーヒーメジャー。深く掘られたつぼはコーヒー一杯分(約10g)のコーヒー豆を計ることができます。どのデザインも持ち手の端の方に穴があけられているので、フックをかけて、まるでオブジェかのように飾って収納するのも素敵。愛用のコーヒーセットに、ぜひこのメジャーを仲間入りさせてあげてください。
時にはお菓子の制作も行っているとのこと
金工制作の傍ら、時には『カワチ製菓』として、お菓子の制作も行っている川地さん。定番商品の“おやつちけっと”やそのまま食べても美味しいグラノーラ、愛らしいかたちのクッキーなど、レパートリーはさまざまです。実店舗はなく、イベントや取扱店舗で販売されているので、HPやSNSの情報をチェックしてみてくださいね。
静かなぬくもりあふれる食の道具を、毎日の食卓へ
今回はカトラリー中心にご紹介しましたが、豆皿や器などの作品も数多く作られています。蚤の市といったイベントや個展などで購入が可能なので、気になる方はぜひ会場へ足を運んでみてくださいね。ちなみに12月2日(土)と3日(日)の2日間は、関西蚤の市(豆皿市)に参加する予定とのことです。
金属ならではの静かな佇まいが美しい、川地さんの食の道具。その中にどこかほっとするようなぬくもりを感じるのは、食や使う人に対する川地さんのあたたかな想いがたっぷりと込められているからなのかもしれません。
金属ならではの静かな佇まいが美しい、川地さんの食の道具。その中にどこかほっとするようなぬくもりを感じるのは、食や使う人に対する川地さんのあたたかな想いがたっぷりと込められているからなのかもしれません。
川地あや香/カワチ製菓
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