“チョークアート”を日常に。プロ直伝の誰でも上手く描ける5つのポイント
最近ではカフェやレストランだけではなく、自宅のインテリアやイベントのアイテムなど日常でもみかけるようになったチョークアート。自分で描いてみたいという方は必見です。ちょっとしたコツをマスターするだけで誰もが上手くなるチョークアートの描き方を、チョークアーティストのAsamiさんに教えてもらいました。
- 2017.10.21
- アート・カルチャー
チョークアーティスト直伝の描き方
「最近ではDIYブームやインダストリアルなカフェや雑貨屋、家具屋さんが人気であったり、趣味でもタイポグラフィやレタリングを自分で描いてみたいという人が増えてきたように思います」とAsamiさん。
シンプルに白墨で文字を書いたり、カラフルで色彩豊かな絵を描いたりと、楽しさが広がるチョークアートの世界。そもそもチョークアートは、諸説あるものの、アメリカやオーストラリア、イギリスなどのパブやレストランのメニューで描かれたことが始まりといわれています。路上にチョークで描くものから、お馴染みの黒板に描くもの、カフェやレストランで使われているカラフルなメニューボードなど、使う物も描き方も様々です。今回はチョークアーティストのAsamiさんに「HAPPY Birthday」のワンフレーズを順序立てて描いてもらいながら、レタリングのコツをご紹介します。
シンプルに白墨で文字を書いたり、カラフルで色彩豊かな絵を描いたりと、楽しさが広がるチョークアートの世界。そもそもチョークアートは、諸説あるものの、アメリカやオーストラリア、イギリスなどのパブやレストランのメニューで描かれたことが始まりといわれています。路上にチョークで描くものから、お馴染みの黒板に描くもの、カフェやレストランで使われているカラフルなメニューボードなど、使う物も描き方も様々です。今回はチョークアーティストのAsamiさんに「HAPPY Birthday」のワンフレーズを順序立てて描いてもらいながら、レタリングのコツをご紹介します。
すぐに始められるシンプルな道具
黒板とチョークがあれば、すぐに始められるのがチョークアートの魅力です。今回、用意したのは黒板(木製黒板無地)とチョーク(11.2mm)、黒板消しの3つ。
チョークは11.2mmや7.5mmなど太さの違うタイプがありますが、カッターで先端を削るだけでも、描くときの文字やイラストの印象が変えることができます。チョークの粉が少ないダストレスチョークや、黒板にも描けて水拭きで簡単に消すことができるペンなど、用途に合わせて使うことができる便利なアイテムも広く使われています。
チョークは11.2mmや7.5mmなど太さの違うタイプがありますが、カッターで先端を削るだけでも、描くときの文字やイラストの印象が変えることができます。チョークの粉が少ないダストレスチョークや、黒板にも描けて水拭きで簡単に消すことができるペンなど、用途に合わせて使うことができる便利なアイテムも広く使われています。
ポイント(1)フラッグの描き方
まずは“HAPPY”の文字が入るフラッグから。文字は、後から入れたほうが全体のバランスが良くなります。はじめにポールとなる部分を先に描き、次にフラッグの旗部分の線を描き入れていきます。旗は一本目の線と平行するように二本目の線を描くのがポイント。旗の幅が均等になることを意識してください。
ポイント(2)文字の描き方
続いて、HAPPYの描き方ですが、旗の中に左から順番に文字を入れてしまうとバランスが取れないため、最初のH、真ん中のP、最後のYを等間隔で入れてから、残りのAとPを入れるとバランスが取りやすくなります。全体のスペースや文字のバランスをみてから形を整えるようなイメージです。
Birthdayの筆記体は、後から消すこともできるので、間違いを恐れずいっきに描いていきます。ポイントは筆記体の流れるような線を意識すること。縦の線を少しずつ太くしていくと、よりきれいにみえます。
ポイント(3)フレームの描き方
「HAPPY Birthday」ができたら、フレームを描いていきます。小指をボードのふちに添えながら、ボードをなぞるように線を引きます。ボードの縁を小指で支えることで、安定した線を引くことができます。また、チョークを寝かせて線を描くと、滑りやすく線が引きやすくなります。
ポイント(4)リーフの描き方
フレームの次はリーフを描いていきます。枝を先に描いてからリーフを描くことで、全体のバランスを見ながら整えることができます。自由に線を入れても良いですが、左右対称に線を入れていくとバランスが取れて仕上がりがきれいになります。
ポイント(5)全体のバランスを見て装飾を入れる
フレームの外側の細かい線などは最後に入れることで、描いている途中に手でこすってしまって消えることを防ぐことができます。集中線(ライン)などの装飾は、最初から入れてしまわずに、最後に全てのバランスをみて適度に入れます。
「HAPPY Birthday」レタリングの完成
装飾を入れたら「Happy Birthday」レタリングの完成です。
今回ご紹介した5つのポイントを押さえるだけで、仕上がりに差が出て、誰でも上手く描くことができます。ちょっとした記念日やイベントなどのアイテムとして、プライベートにも取り入れる機会が多くなった昨今、チョークアートを自分で描いてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した描き方を一連の流れで知りたい方はこちらの動画もご覧ください。
※記事では初心者でもわかりやすくポイントを押さえた説明となりますので、動画と手順が異なるところもあります。ご了承ください。
今回ご紹介した5つのポイントを押さえるだけで、仕上がりに差が出て、誰でも上手く描くことができます。ちょっとした記念日やイベントなどのアイテムとして、プライベートにも取り入れる機会が多くなった昨今、チョークアートを自分で描いてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した描き方を一連の流れで知りたい方はこちらの動画もご覧ください。
※記事では初心者でもわかりやすくポイントを押さえた説明となりますので、動画と手順が異なるところもあります。ご了承ください。
photo / チョークアーティストAsami、Sheage編集部
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東京都港区南青山2-2-15 Win Aoyamaビル-UCF9階
チョークアーティスト:Asami
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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