おしゃれで他とはひと味違う!「anima garage(アニマ ガレージ)」の素敵なブーケ

雑貨屋でもありインテリアショップでもあり、フラワーショップでもある町屋の「anima garage」は、オーナーが気に入った生花だけを厳選して販売しているので、他の花屋とは違った品揃えが特徴です。ひと味違うこだわりを持つお客様に選ばれています。
 前田 郁

雑貨屋でもあるお花屋さん

オーナーの福嶋さんが「自分の気に入ったもの」だけを集めた雑貨屋を始めたのが約3年前。当時から観葉植物も扱っていましたが、お客様から「生花はないの?」と聞かれるようになり、生花を3〜4種類ほど販売するようになりました。
どんな花を仕入れるのか?それは雑貨と同じく福嶋さんが気に入ったものだけ。まるで洋書の植物図鑑を開いたような品揃えで「anima garage」ならではの個性が出ています。「花が一輪あるだけで部屋の雰囲気が変わりますよね」と福嶋さん。アンティークの花瓶も販売しているので、一緒に買い求めてみてはいかがでしょう。

ブーケ作りは偶然の出来事?

ブーケを作り始めたのは、あるとき予期せぬ大量注文を受けたことがきっかけ。同業の先輩からブーケ作りを教わり、その後は独学でブーケを作ってきました。
「anima garage」で扱う花や植物は、他のお店にはないものも多く、ありきたりではないブーケや祝花を贈りたいお客様に好評で、送り先は北海道から九州まで全国に及びます。ブーケは店頭に並ぶ花でも作ってもらえますが、廃棄される花を出したくないとの思いから、少量しか仕入れていません。贈る相手の趣味などを伝えればその人にあった花を仕入れてブーケを作ってもらえるので、事前に相談し予約するのがオススメです。また、パーティーや舞台装飾の時などで使う植物にも相談にのってもらえます。

花とお客様のため、思い切って夏は休業

店内にはドライフラワーも飾ってありますが、基本的には生命力を感じる生花を販売したいという福嶋さん。そのため、生花には厳しい環境となる暑い夏の間、お店はクローズします。それは花のためだけではなく、福嶋さん自身も休みの間にリフレッシュして、秋からまた新鮮な気持ちで花と向き合うためでもあるのです。店舗の休業中も電気工事やインテリアコーディネートなどの仕事をしているそう。
8月中は休業しているのでお店を訪れる人はご注意を。9月からは様子を見て再開するそうなので、来店前に電話やSNS等で確認してください。


筆者がお店を訪れた時も、近所に住んでいるというダンサーがふらりと訪れ、一輪の花を買っていきました。お店には年代を問わずさまざまな方が訪れるそうで、地域に根付いているところが、ハイセンスながらも温かみを感じる理由かもしれません。

photo / anima garage、前田郁

「anima garage(アニマ ガレージ)」
〒116-0002 東京都荒川区区荒川7丁目34番2号

https://www.instagram.com/anima_garage/

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