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暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

生活感のないスッキリした空間を部屋づくりに求める方も多いと思いますが、モノを出さないようにしたり、収納アイテムを揃え過ぎたりすることで、暮らしにくさにつながってしまうこともあるかと思います。ほどよい生活感でつくる使いやすい収納のポイントや、スッキリ見せる部屋づくりのコツをご紹介します。

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

「生活感のない」部屋のイメージは…

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

「生活感がない」=モノが少なく、目に入る情報や色味が最小限。ホテルなどの部屋がイメージしやすいかもしれません。
旅行などで非日常を味わうなら生活感がないほうがより良いかもしれませんが、でも実際に生活するならどうでしょう…。
生活していれば必ずモノを出したりしまったりします。もし、生活感を出さないことを優先してモノを収納するなら、多くは扉や収納アイテムに入れて隠して収納することが多いのではないでしょうか。それはモノの出し入れに少し手間がかかってしまい、片付けるのが面倒になり散らかる原因にもなりかねません。
モノは出し入れしやすく収納することで効率の良い、暮らしやすさにつながります。習慣や暮らし方に合わせて、ほどよく生活感があるくらいが心地良い暮らしにつながるのではないかと感じます。

ほどよい生活感で使いやすくスッキリ見せる収納のコツ

モノが出し入れしやすく、ほどよく生活感を出さない収納のポイントをご紹介します。

隠す収納で気をつけたいポイント

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

生活感が出てしまう大きな原因は、目に入る情報や色味が多いこと。まずはモノの量を今の暮らしに合う量に意識しながら整理する(減らす)ことも大切です。そして目に入る情報を減らすには、収納アイテムを使って隠す収納にすることで、スッキリした印象になります。さらに収納アイテムを複数使用する場合は、デザインやカラーを揃えることでよりスッキリします。ただ、同じ収納アイテムを利用して隠す収納にしてしまうと、何をどこにしまってあるかわかりにくくなり探し物にもつながってしまいます。
探しやすく使いやすく収納するためには、何を収納しているか、わかりやすく「ラベリング」をすることが大切です。

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

また、完全に隠すのではなく半透明の収納ケースなどを利用することで、同じデザインの引出しが並んでいても、なんとなく収納しているものが見えることで片付けやすさにもつながります。

よく使うものはしまい込みすぎない収納に

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

モノを床に出しっぱなしすることで、生活感のあるなしが大きく変わります。よく使うモノなどは完全にしまい込む収納ではなく、ボックスなどを使う場所の近くに置いて、投げ込むだけの収納もおすすめです。複数個並べて使用する場合は四角のものなど形が共通しているとスッキリした印象につながります。

見せる収納の「生活感を出さない」アイテム選び

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

生活感を出さないために、扉付きの収納スペースに完全に収納することも多いと思いますが、同じデザインの収納アイテムが2つ3つ並んでいると、オープンな収納棚でも意外とスッキリ見えます。よく使うモノなどは、あえて見えるように収納することで何が入っているかもなんとなくわかり、ほどよい生活感でスッキリ快適な暮らしにつながります。

見える収納では、収納アイテム選びがポイントになります。

・デザインを揃える
・色味を揃える
・素材を揃える

広いスペースなら収納アイテムのデザインが違っても、同じデザインのボックスを2つ3つ揃えて並べたり、色味は3色くらいまでに抑えたり、素材もカゴなど同素材で揃えるだけでもスッキリした印象になります。

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

色味と素材が揃っていれば、収納ケースから中身が見えていてもスッキリした印象に。
その際、気をつけたいのは中身が山盛りにならないように適量に抑えるのがポイントです。

ほどよい生活感でスッキリ見えるインテリアのコツ

収納アイテムだけでなく、心地良い部屋づくりにはインテリアにも少しこだわってみると部屋の印象も変わります。簡単にできるポイントをご紹介します。

1.飾るスペースは厳選する

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

好きなモノを全て飾ると管理も掃除も大変です。また絵や装飾品も目に入る情報の1つです。ぜひ、飾るスペースは厳選してみましょう。部屋の一番奥のスペースや、目に入るスペースが飾るポイントにもなりやすいです。また飾るモノの色味を揃えたり、家具などと色味を合わせると統一感もでて、スッキリした印象になります。

2.照明を取り入れる

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

部屋の中心の照明(あかり)の他に、ぜひワンポイントに間接照明のあかりを取り入れると、それだけで部屋の印象は変わります。クリップ式のスポットライトはコンセントがあれば点灯可能なのでおすすめです。お気に入りの絵やポストカードなどに光を当てて、夜のリラックスタイムは中心の照明のあかりを少し落として、ぜひスポットライトのあかりをメインに。心地良いあかりは、きっとリラックスした気分にさせてくれるでしょう。

3.観葉植物(グリーン)を取り入れる

暮らしやすさが第一。ほどよい生活感でつくる、スッキリ快適な部屋づくりのポイント

観葉植物などのグリーンもおすすめです。部屋の大きさにもよりますが、少し大きさのある観葉植物を1~2つくらいにして、鉢も家具やインテリアの色味と合わせることで、よりスッキリした印象になります。
「生活感がある」「生活感がない」の感じ方は人それぞれ違います。何もない空間がスッキリ感じる方もいれば、モノがたくさんあってもスッキリを感じる方もいるかと思います。自分のスッキリがどんなイメージか思い浮かべてみながら、使いやすく快適な部屋づくりのご参考にしていただければと思います。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

ハウスキーピング協会
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター

ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」

http://mikayo-ito.jugem.jp

この記事を書いた人

伊藤美佳代 住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー。 片付けやすい住まいで心地良い暮らせるように、整理収納を通して暮らしに合ったモノの持ち方、使う人のことを...

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