会員登録

ログイン

  • Facebook
  • Twitter
  • Sheage公式インスタグラム
  • インテリア・生活雑貨
  • ファッション
  • コスメ・ビューティー
  • グルメ・食
  • アート・カルチャー
  • 旅行・お出かけ
  • ライフスタイル
  • サステナビリティ

美しい口元は身だしなみ。オーラルケアの新常識を知って「美口」を目指そう

毎日当たり前のように行う歯磨き。きちんと磨けたつもりになっているだけで、間違ったケアをしているかもしれませんよ。実は、日本は世界から見て、オーラルケアに対する関心が低いと言われているのです。今回ご紹介するオーラルケアの新常識を学んで、今日から早速取り入れてみませんか?

美しい口元は身だしなみ。オーラルケアの新常識を知って「美口」を目指そう

世界から取り残された日本のオーラルケア事情

美口を目指すオーラルケアの5つのポイントB

ビジネスやスポーツなど、幅広い分野で国際的に活躍している日本。ですが、オーラルケアに対しては世界的な基準に比べて低いレベルだと言われていることをご存知ですか?

そこには文化の違いが存在します。日本は昔から八重歯を可愛いとし、笑うときは口元を手で隠すしぐさを奥ゆかしさとしてきました。対して欧米は「ハグの文化」。挨拶の時、相手と至近距離で接することから、小さいころよりオーラルケアに対して関心が高かったと言われています。

日本人の口は「汚口」と言われています

美口を目指すオーラルケアの5つのポイントC

日本人の口元は世界では「汚口」と言われているそう。汚口とは読んで字のごとく、汚れた口のこと。あなたの口元は大丈夫ですか?以下チェックリストに当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。一つでも当てはまったら、汚口の可能性がありますよ。

汚口チェックリスト
・虫歯や歯周病など、歯の病気がある
・歯や舌が汚れている
・歯並びが悪い
・口臭がある

「汚口」の原因とは?

美口を目指すオーラルケアの5つのポイント、汚口の原因

汚口の原因は人それぞれ。まずは原因を知るところから始めましょう。

1.歯を正しく磨けていない
毎日きちんと歯磨きしているはずなのに、虫歯や歯周病がある…。それはきちんと歯磨きができていない証拠。歯の表面だけを磨くのではなく、歯と歯の間、舌も磨けているか一度きちんと確認してみましょう。

2.口呼吸をしている
最近は口呼吸の人が増えているそう。口呼吸することで、口内が乾燥し唾液がうまく分泌されなくなるのだとか。唾液には自浄作用があり、正常に分泌されていれば口内環境を清潔に保つことができますが、唾液の分泌が少ないと、雑菌が繁殖しやすくなったり、食べかすなどが洗い流されず、口内環境が悪化してしまいます。

3.歯ぎしり・くいしばりをしている
朝起きたときに「肩が凝っている」「歯が痛い」と感じることはありませんか?もしかしたら寝ている間に歯ぎしりやくいしばりをしているかもしれません。放っておくと歯がグラグラしたり、最悪の場合は歯が割れることもあるそう。骨や歯茎にも負担がかかり、歯周病に似た症状が出てしまうこともあります。

4.舌の位置が悪い
正しい舌の位置をご存知ですか?口を閉じているときに「舌の先が上顎にペタッと傘を広げるように張り付いている状態」と言われています。正しい位置にない方は、舌の筋肉が衰えている状態なので、唾液の分泌が正常にされないそうです。また、汚れを舌で取り除く力がないことから、口の中に菌が増える原因にも繋がります。

オーラルケアの新常識を実践してみよう

美口を目指すオーラルケアの5つのポイントD

汚口の原因が分かったところで、今日からすぐに始められる正しいオーラルケアの新常識をご紹介します。さっそく始めて、「美口」を目指しましょう。

1.歯磨きは1日に2回
食後に歯磨きをせずに長時間放置すると、歯周病などの原因となるバイオフィルムという膜が形成されてしまいます。ただし、18時間以上開けないようにすれば大丈夫。1日2回、朝晩の食後にしっかりと歯磨きをすれば、お昼やおやつを食べた後は口の中をゆすぐだけでOKです。

2.歯茎を磨く
歯の表面はつるつるに磨くけれど、歯茎までしっかりと磨けている人は少ないのでは?歯と歯茎の境目、歯周ポケットの中にも食べかすなどは付着しています。歯磨きの時は、歯と歯茎の間にたまった汚れを落とすイメージで、力を入れず優しくブラッシングしてあげましょう。

3.大きめの歯ブラシを使う
意外かと思うかもしれませんが、歯磨きには大きめの歯ブラシを使うのがベストなのです。大きめのヘッドだと、多少大雑把に磨いても広い面に力が分散されて、歯茎にかかる負担を減らすことができますよ。

4.歯間ブラシ・フロスを使う
大きめの歯ブラシだけでは細かいところまでは磨ききれていません。大きめの歯ブラシで磨いた後は、歯間ブラシやフロスを使って歯茎の間や、大きい歯ブラシでは磨きづらい奥歯のほうなど、細かいところまでカバーするようにしましょう。

5.フッ素入りの歯磨き粉を使う
歯磨き粉のCMなどでよく耳にする「フッ素」。フッ素には様々な働きがありますが、代表的なものとして、初期の虫歯の予防や、溶けてしまったエナメル質の修復、歯質の強化などがあります。フッ素は自然界に存在する成分なので安心。毎日の歯磨きでフッ素入りの歯磨き粉を使うのもおすすめですよ。

「美口」を目指して校内環境を整えよう

美口を目指すオーラルケアの5つのポイントE

いかがでしたか?まだまだ日本人は歯磨きや歯医者に対する関心が低いと言われています。日本では歯医者は「虫歯になったら治療しに行くところ」ですが、海外では「虫歯にならないように予防しに行くところ」と考えられています。文化の違いもありますが口内環境を整えておくことで悪いことは一つもありません。

現在では、歯医者で自分の口内環境がどのような状態なのかを数値化して計測してくれるとこともあります。白血球の数、唾液・タンパク質の量など、自分ではわからない情報を調べてくれるので、一度歯医者に行ってチェックしてみるのもいいですね。「汚口」を卒業して、美しい口内環境を手に入れましょう。

photo / Shutterstock

日本美口協会

http://bikuchi.jp/

この記事を書いた人

minami 趣味は、おいしくて見た目も可愛いお料理をつくること。休日は二子玉川や横浜でのんびり過ごすことが多く、方向音痴だけど知らない道を探検するのが好き。最近、ベラン...

このライターの記事をみる

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連記事